【私生活】2022年振り返り

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2022年と私 日々の色々

2022年もあと少しとなりました。

当ブログのテーマは「私生活」です。

私は、仕事では臨床心理士資格と公認心理師資格を用いて働いています。

現在のまだまだ拙い・けれども今私が臨床家として大切にしていることの一つに、「私生活」があります。

なぜなら、カウンセリングでクライアントさんとお目にかかれる定期的な1時間だけが、その方の全てではなく、残りの〇週間23時間、大多数がカウンセリング以外の時間、つまり「私生活」を過ごされているからです。

同時に、支援者である私自身の心のゆとり、私の全身全霊で感じる感覚を日々大切にすることも、カウンセリングでお目にかかるクライアントさんに役立つのではないか、と、いう気がしています。

そういった自分の大切にすることの振り返りと、あなたがあなたらしく生きるための土台作りの、何かのヒントになればいいなという願いから、ブログテーマを「私生活」としています。

そこで、仕事に関わること、私生活に関わること、そういった垣根をとっぱらって、2022年を簡単に振り返ってみたいと思います。

完全に私の日記記事ですが、もしご興味がありましたら、読んでくださったら嬉しいです。

1月の思い出

実家キムチづくり

実家から出るまでは毎年恒例行事だった家族総出でのキムチづくり。

2022年の始まりは、久しぶりのキムチ作りから始まりました。

結婚記念日

かけがえのない記念日の一つです。

これからも、一緒に、歩いていきたい。

足るを知る経験?

あまり綺麗な話ではないのですが、個人的にこの体験は外せません。

汚い話で閲覧注意です。

初めてのSV

心理士として生涯研鑽し、常により良い支援を提供するために、SVは欠かせないと感じます。

資格取得前、取得後しばらく、指導教授の紹介であったりでSVを受けていたことはありました。

ただ、そうしたすでにある人間関係、上下関係、つながり等では、意識・無意識的双方で、どうしても両者の関係性が出てきてしまいます。(私は)

現在の職場の上司から、修行の一環として、

上司
上司

全くの独力で、SVを探す。

その過程自体が、

あなたの臨床に役立つと思うよ。

と、助言を受けておりました。

気になった研修会等で、この方は!!

と思った先生に、勇気を出してお声かけしてみました。

自ら探す過程は、そもそもどうやって見つけたらいいんだろう、とか、この先生と私の相性はどうだろう、とか、SVを見つけたいという手段と目的が入れ替わって誰でもいいとかそんな感覚にならないだろうか、などなど、地図や懐中電灯を持たずに夜の獣道を歩くような期間を過ごしたように思います。

ある先生からは、もうSVは受け付けていないと断られましたこともありました。

現在ご縁があった先生は、とある心理検査の研修会で、『ぴこーん』と惚れました。

検査を通した人間観、といいますか。

外から与えられる答えではなく、また検査結果をただ数字をこねくり回すのではなく、生きた目の前にいらっしゃるクライアントさん一人一人との出会い等を通して、『私の臨床・私の人間理解』を、私なりに育んで欲しいというような、そんな研修会を開いてくださった先生でした(主観)。

既に別の先生にSVを断られたこともあり、余計に心拍が激しく、汗をかき、声も裏返り、えいやとお声かけしたことを思い出します。

冬キャンプ

プライベートでは、冬のキャンプにチャレンジしました。

何はなくとも防寒対策、準備しすぎくらいがちょうどいい、という感じで道具や現地の情報を調べました。

そうして人事を尽くした後は、思い切り五感で満喫しました。

2月の思い出

地域の臨床心理士会での縁

私が住み、働く地域の臨床心理士会開催の研修会にて、様々な縁があり、皆様の前で好き勝手喋らせていただく機会をちょうだいしました。

先輩諸氏の胸を借り、まるでサナギが内部でドロドロと次の姿になるための期間を過ごしているかのような私のこころうちを、テーマに沿って皆様と話させていただきました。

何をしゃべったか全く覚えておりませんが、目に見えない何か繋がりや、また私が大切にしたいと感じることが、ちょっぴり私の中で形になってくれたような、不思議な感覚を覚えました。

学生時代からの縁

これは、2021年以前からも継続しているのですが…。

現在の住まいとは遠く離れた母校の教授に、行き詰まった臨床について相談をしたことがありました。

学生時代と変わらないあたたかさで迎え入れてくれました。

それに加えて、一人の仕事人としての私としても見、尊重してくださっていることを感じました。

そのご縁で、当該教授の先輩にあたる方と共に、現在の住まい近くの大学にて、定期的にミニ勉強会を開催できることとなりました。

SVとはまた違う、貴重な時間を過ごせていると感じます。

仕事という縁

心理士として、社会人として、どのようなことが世の中や他職場で求められるのだろう。

自分はどう受け止められるのだろう。

そんな思いで、仕事外の時間で、転職活動を行なっておりました。

情報サイトに登録したり、別の所に連絡してみたりナドナド。

時にはスカウトをいただいたり、自身で連絡してみたり、様々な方と出会い、話しました。

現時点で転職自体はしておりませんが、この活動も、私にとって貴重なものに感じます。

現在もゆるーく行なっていますが、特に2022年の当該活動のピークがこの時期でした。

様々な研修会での縁

1月で申し上げたSVとの出会いもそうですが、いろんな研修会に足を運ぶようになったと感じます。

研修会の内容自体も貴重ですが、質疑応答でのやりとり、そしてごく稀に研修会を通してその後も関わるご縁を結べた方などなど、様々な出会いを感じます。

3月 帰省、富士登山決意、仕事、他の役割、年度の境目

見出しの様々でちょっとお疲れ気味。

そのような中で久々の実家。

あと何回、実家の皆と顔を合わせ、交流する機会があるのかな、等、ふと物思いに耽ったことを思い出します。

また、この時期、家族と話し合い、ゆるーく近年内での富士登山を決めました。

↓富士登山記事シリーズの1回目

4月の思い出

時期がちょっとズレた花見

あれよあれよとスケジュールが先々に決まり、だんだん目が回っておりました。

ただ、家族と話し合い、私生活も大切にすることを再確認しました。

なんとか予定を合わせ、花見に。

ちょっぴり時期がずれ、桜が散り、それをただ家族と静かに見ました。

少し、自分の足元を、見つめ直す時間が過ごせました。

ある研修会での開催形式検討

障がい児・者の方々と直接お目にかかり、研修兼支援実践という形式のもの。

新型コロナウイルスの影響で、開催中止、様子や知恵を出し合いながらリモート開催、リモートの仕方も開催ごとに検討、対面形式での再開の目処の検討…などなど、(当月に関わらず)常に模索しておりました。

私は一研修参加者ですが、当事者の方々と率直に意見交換をしながら、安全に、安心して、それぞれの立場で開催できる方法を常に探っていく中に身を置けたことを思い出します。

地域臨床心理士会での役割拝命

2月の経験や、これまでの関わり等からか、心理士会で、ある役割を拝命しました。

身に余る立場ですが、立場に育ててもらうつもりで、また周囲の先輩諸氏の胸を借り、引き受けることを決意しました。

5月 田植え

義実家での田植えを、家族や妻友人家族らと共に、行いました。

貧弱な私は大した戦力にならず、早々に身体を痛め、買い出しやご飯づくり係に移行しました。

我々の血肉となり、命をつないでくれる存在を育む、毎年のサイクルの第一段階です。

6月の思い出

自身のクライアント体験

こちらも当月ではありませんが…。

自身が実践を志し、学び、日々の臨床でも活用している心理療法。

自身の全身全霊を臨床のためのセンサー、臨床のための道具として活用するためには、己自身の理解や整理、そういったものも大切(だと思います)。

頭ではわかっていても、なかなかセラピーを受ける踏ん切りがなぜかつかず、受けてはいるけれど身が入らない感じ。

↓月は違いますが、それについて悩んだり記事にしたものはこちら↓

こうしてなぜかモヤモヤすることを、いっそセラピーを受ける時のテーマとして取り扱ってもらうことにしたこともあります。

研修会の裏方体験

こちらも当月に始まったことではありませんが、徐々に徐々に、役割をいただいたりする中で、研修会を作る仲間たちと企画したり、講師の先生との打ち合わせをしたり、等等の経験を徐々に積ませていただきはじめました。

いかに参加者皆様がそれぞれに様々な感覚を味わい、日々の臨床につながる何かを持ち帰っていただけないか、等を拙いながら胸に秘め、毎回毎回、あーだこーだと打ち合わせに臨んでいます。

まあ、それでいて自分の臨床に興味あることに偏った意見を好き勝手言っては、皆さんと意見交換しています。

近隣公園の花祭り

自治体が管理されている近所の公園。

四季折々の草花が咲き、ふと思い立った時に訪問しています。

この時期は、花菖蒲がとても美しかったです。

家族でこっそり、「専門家がいつも管理してくれている、我が家の庭」と呼んでいます。

7月 石川県への旅〜義祖母のルーツを求めて?〜

2022年は、妻と共に、「家族との時間も大切にする」と約束しました。

その一環で、石川県へ訪れました。

密を避けつつ、宿泊費を抑えつつ、自然を楽しみつつ、ということで、県民の森でキャンプしました。

↓石川県の思い出(家族のことは記事にしていません)

8月の思い出

今年の富士登山断念と代替案

体調等、当時の現状を踏まえ家族会議を行い、無理な今年の登山を行わないことを決めました。

道具、体力の準備はゆっくり継続しています。

当ブログでも不定期のシリーズ記事としてゆるーく記録に残しています。

SVと臨床のモヤモヤ

9月の思い出

防災週間を期に我が家の点検

我が家の日常生活の土台づくりの一つです。

↓①ハザードマップ・避難経路確認

↓②いつも持ち歩く防災グッズ点検

↓③ 寝床の点検

↓④非常持ち出し袋の点検

稲刈り

ゴールデンウィーク前後に行なった田植え。

そして、この時期くらいから、稲刈りが始まります。

例によって早々にリタイアした貧弱な私は、買い出しとご飯係です。

また近年、焼き芋が好きだということに気づきました。

10月・11月の思い出

淡路島への墓参り

ブログを振り返ると、特に関連の記事は書いていなかったようです。

この時も密を避けつつ自然に触れ合いつつ宿泊費を浮かせつつ、ということでキャンプをしました。

キャンプ場というよりも、野営可のとある山の中。

携帯電話の電波も弱く、動物との遭遇もありました。

その土地の物を身体に取り込ませていただくことも、改めてその意味が身に沁みました。

2022年は家族縁の地をいくつか巡りましたが、日本の色々な所に、家族の縁がある土地があるのだなと気づきました。

私という一人の命が誕生するまでに、脈々と多くの人々から受け継がれてきた大切なものの存在があるのだと、想いを巡らせたのを思い出します。

役場との合同研修会企画

4月に拝命したとある役割関連の一つです。

周囲のベテラン先輩諸氏と、地域の方々から、様々なことを学ばせていただきました。

地域で生活を営む人々と関わる、地域の施設・立場の方々。

関連支援の事務局を担う自治体。

そして地域の心理士。

交流し、学び合い、意見交換しあい、皆様が肌で感じる感覚を、少し共有できたように感じます。

12月の思い出

コロナ罹患

家族の濃厚接触、看病、自分も罹患。

振り返りつつ、各時期を記事にしました。

改めて日々丁寧に生き、自分の人生を自分のものとして生活したい気持ち

コロナ罹患の体験は、症状も辛く、またその間の罪悪感等も次々に生じました。

同時に、様々なことを感じました。

その上で、1文にまとめると、上記太字部分になるなあと、感じます。

改めて、自身の大切なこと、大切にしたいもの、かけがえのない周囲、自身の身体と心、そうしたものを感じられる機会でもあったように感じます。

まだ、若干の鼻のぐずつき、喉の違和感、すぐ疲れが出るといった本調子ではありません。

急がず、一歩一歩ふみしめ、味わいながら、私の人生を、歩んでいきたいと感じます。

↓1 濃厚接触と家族の看病

↓2 自分も罹患

↓社会復帰

初めての資格更新の案内届く(2023更新)

次年度付で、臨床心理士資格の初めての更新があります。

その案内が、届きました。

おわりに

心理士として、社会人として、我が家の家族成員として、一人の人間として。

未熟さ、拙さ、足らないものを感じつつ、とはいえ歩みを止めずに、急がず、ゆっくり、歩いた一年だと思います。

思い出すと恥ずかしい、穴があったら入りたい記憶もあります。

それも含めて、ブログテーマや私の臨床観に違わず、私の人生を私として、過ごせた1年だと感じます。

何も特別なことをするわけではなく、自分の中に抱く言語化できる・できない意志を燃料に、歩き続けたいと思います。

いつか命尽きるその瞬間まで。

日々、同じ感想が抱けるといいなと願いつつ。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。

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