同居家族全員が新型コロナウイルスに罹患しました。
自身の記録として、いくつかの記事にしたいと思います。
シリーズ2記事目。家族の看病から数日、自身も発症しました。
日頃の対策の上、それでもかかったら仕方ない、という心構えをしていました。
加えて、先にかかった家族にも同じことを言っていました。
だのに、いざかかると、症状に加え罪悪感に押しつぶされそうでした。
一方で、上司、主治医、家族等周りのあたたかさを味わい、辛い期間を過ごせました。
当シリーズの構成(予定)
我が家の対策・発熱外来・手続き関係
こちらにつきましては、当シリーズ1記事目をご参照ください。
自分も発症 その前に
前記事にて、濃厚接触者と認定され、自宅待機&家族の看病を決めました。
職場と相談した際、しきりに謝る私に、上司がおっしゃってくださりました。
謝るものじゃないよ。
せっかくあなたは症状が出ていないんだ。
自由に使える貴重な時間ができたと思って気楽に過ごしてごらんよ。
私が一番悲しいのは、あなたがあなた自身の罪悪感で、
在宅期間中にかえってしんどくなってしまうこと。
世の中、お互い様さ。
まずは奥様の快復を願っているよ。
日頃の臨床(仕事)でも私をあたたかく見守り、任せてくださり、どうしても相談したい時は気さくに乗ってくださる。
クライアントの不利益につながりそうな時のみ、厳格に注意をくださる上司。
そして、今回。
本当に、私は恵まれています。
今感じているあたたかさを、復帰後、少しでも私の臨床で還元することで、お返ししたいと思います。
発症中の主たる症状
私は、肺炎症状は出ず、いわゆる軽症の区分で在宅で過ごすことができました。
とはいえ、当社比で辛い。
具体的には、
だいたい、このような経過をたどりました。
特に高熱時は記憶が曖昧な瞬間もあり、朧げな記憶と、体温の記録から思い出しながら書きました。
多少、事実と異なるものがあるかもしれません。
自らを慰め、奮い立たせるためのコーナー
書いていてしんどくなってきたので、見出しの意図で色々思い出したいと思います。
⭐️上司再掲(発症前・濃厚接触時点)⭐️
謝るものじゃないよ。
せっかくあなたは症状が出ていないんだ。
自由に使える貴重な時間ができたと思って気楽に過ごしてごらんよ。
私が一番悲しいのは、あなたがあなた自身の罪悪感で、
在宅期間中にかえってしんどくなってしまうこと。
世の中、お互い様さ。
まずは奥様の快復を願っているよ。
発症後、声が出るようになり相談の電話をした際も、言葉をかえて同様のメッセージをくださいました。
⭐️家族(別居・親戚含む)、友人、SV、県臨床心理士会の同志ら、主治医・自治体の担当者さんなどミックス
「誰がいつかかっても仕方がない」「一番辛いのはかかった本人」「まずはじっくりと療養を」「社会復帰は元気になってから考えたらいい」「一生のうちのごく一部」「自分にあたたかく、優しい時間を」
などなどの言葉に加え、特に身近な方々は、言外のメッセージから存分にあたたかなものを私にくださいました。
言語化が難しいのですが、安心して、病むことができました。
改めて味わいつつ、本日はこの辺で。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
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