さようならs1500。交換不可のフィードローラーが故障で溶ける

本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれる場合があります。

ありがとうさようならs1500 家電・サービス等

当記事は、本の電子書籍化、いわゆる自炊に欠かせないスキャナーの故障に関する記事です。

長年愛用していたタイトル機種が、2017年をもってメーカー修理対応期間が終了していることに気づきました。(当記事作成年は2022年)

もはや家族の一員となっていたs1500とお別れせずにはいられない状況になったため、

その個人的・追悼記事です。

読者様向け内容とすると、

  • 古い機種でもメーカー対応期間が数年あること
  • それでも限界があること
  • 交換できるパーツと、メーカーに送らないと修理できないパーツがあること

などを情報提供できましたら幸いです。

メーカー対応不可部品(今回の故障):フィードローラー

フィードローラー

ScannSnap s1500の中を開けると出てくる、赤丸で囲んだ樹脂(?)のパーツです。

こちらは、スキャンする書類を読み取り部分に送り出すためのローラーです。

どうやら、この部品は経年劣化で溶けたり、べたついたりするそうです。

新品画像を調べてみたのですが、新品はやや黄色みがかった透明色。

こんな色になるまで、そして形質が変わるまで、長年頑張ってくれました。

ながてぃ
ながてぃ

用紙の送り出しエラーや、これまでみられなかった、紙の痛み等が気になり出しました。

そしてついに、このローラーが用紙をぐちゃぐちゃに巻き込む事態になりました。

メーカー問い合わせ結果

メーカーからの回答

ながてぃ
ながてぃ

こちらが、メーカー様からの回答でした。

ご対応、ありがとうございます。

販売年とメーカー対応期間

スキャンスナップ s1500の販売終了日とメーカー対応終了日
  1. 販売終了日:2011年10月20日
  2. 対応終了日:2017年11月29日

販売終了から6年ちょっと、メーカー様は対応くださっていたようです。

もちろんこの間、たくさんの後継機種が発売されています。

ながてぃ
ながてぃ

それでも販売終了からこれだけの期間、

対応してくださっていたことは、

長く愛用させていただいた私としては嬉しいです。

きっと、メーカー様も、長く使ってもらいたい気持ちから、こうした期間を設けてくださったのではないかな、と想像しています。

交換可能な部品について

s1500交換可能なパーツについて
  1. パッドユニット FI-C611P
  2. ピックローラーユニット FI-C611PR

この二つについては、自分でパーツを買って、交換できます。

純正のアプリケーションに、使用回数が自動登録され、交換目安時期になると通知してくれます。

ながてぃ
ながてぃ

古い機種で、いつパーツも買えなくなるかもしれない、と思ったため、

以前、いくつか予備を買っておきました。

今回は、その予備も、出番がなくなることとなりました。

↕︎両方とも、メーカー純正品ではなく、互換のある他社製品のようです。

思い出記録用:我が家の自炊コックピッド

オリジナル電子書籍製作所

つい最近まで現役稼働していた、ありし日のオリジナル電子書籍製作所の写真です。

自宅の棚を、専用スペースにしていました。

自炊コックピッド 右から
  1. 裁断機
  2. スキャナー(s1500)
  3. PC(OCRソフト読取革命入り)

おわりに

大学院生時代から、就職、引っ越し、結婚と、長らく私の生活の変化に寄り添ってくれていた、s1500。

致命的なパーツ故障まで、多少の兆候は見せながらも、正確にスキャンし続けてくれていました。

漫画本、仕事に使う本、小説、臨床心理士&公認心理師資格試験、各種研修資料、などなど。

さまざまな資料を、電子化し、いつでもタブレットで持ち歩けるマイ本棚作成の要の一つでした。

交換できるパーツは交換しながら、使わせてもらいましたが、ついに修理不可パーツの故障とあいなりました。

私の自炊生活のためには、惜しむらくは代替品を購入せざるをえません。

s1500は、当ブログテーマである私生活の土台づくり・私版の、大切な一員でした。

今日、ここでお別れです。

本当に、今までありがとう。

そして、お疲れ様でした。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。

関連記事

⭐️こちらをクリックいただけると、当ブログの自炊タグ記事一覧がご覧いただけます

↓次なる相棒探しの記事

↓読み取り設定等の暫定版

コメント

  1. みっこ より:

    私の持ってる古いスキャンスナップも、同じ箇所が、溶けてしまっており、交換できないかと情報を探しておりました。私の場合は、買った当初は頻繁に使用していたのですが、久しぶりに使おうと取り出したら、同じ箇所の故障に気がついたのですが。どこに問い合わせたら、いいかわからなかったので、記事を見て、修復不能とわかり諦めがつきました。ちなみに、これは普通ゴミで廃棄してよいのでしょうか?

    • naga-t naga-t より:

      みっこ様
      コメントありがとうございます。
      少しでもお役に立てるところがございましたのなら、幸いです。

      自分で直せるもの、点検推奨箇所、メーカー修理必須のもの、保守期間があるもの等、
      私も勉強になりました。

      廃棄方法ですが、各自治体で方法が異なると思いますので、
      お住まいの役場等にお問合せいただければと思います。
      参考になるかわかりませんが、
      私の場合は、
      大きめの燃えない廃棄物扱いで、
      役場の担当課の方と日付を合わせ、
      回収していただきました。

タイトルとURLをコピーしました