あけましておめでとうございます。
今年の年末年始は、高速道路の割引も効かず、久方ぶりの行動制限なしで混雑が予想されました。
そうした中で無理に帰省するくらいなら、少しずらして密を避けつつ、年の瀬と年始をしっかり働こう。
そうした方針を家族会議で決めました。
お互いの実家にも了承を得て、時期をちょっとずらして挨拶に伺わせていただくことになりました。
理屈では納得していましたが、忙殺される中ちょっぴり寂しい感じ。
そんなおり、親から連絡がありました。
ふと思いついたんだけど、親が子の生活先に行くのもありなんじゃね?by母
見出しの旨連絡が母からありました。
色々聞きたいことはありましたが、なんだか母の気持ちがわかった気がしました。
そうなると、詳しい事情を問うのは野暮だな、聞かれた通りに答えよう、と感じました。
30日と31日は無理。2日の夕方から3日の朝までならいける
当見出しの返事をしました。
すると、母は、
2日に行くわ
と、返答がありました。
Amazonプライム配送より速い母
アマゾン様は、びっくりするくらい配送が速いです。
プライム会員になっておきながら、3日後くらいに届いたら速いよね、と思う私からすると、ちょっと申し訳ないくらい速く注文品が届きます。
そんなプライム配送以上に速いのが母でした。
きてくれる、と言った瞬間、母はおせち料理をこしらえ、昼に連絡がきたと思えば、その日の夕方におせちと母と祖母が、我が家にいました。
おせち料理たち
おせちの意味と味わい
いずれの品々も、働きながら母が作ってくださいました。
なんとなくありがたい縁起物と思っていましたが、一品一品の由来や込められた願いを調べました。
調べれば調べるほど、また一品にかかる手間、移動距離、母の判断、祖母の表情、そういったことに思いを馳せました。
言葉を重ねれば重ねるほど、そうした母の気持ちが薄まっていくような気がします。
うまく表現できない言い訳かもわかりませんが、あえて、この辺で筆を置くことに、何か意味があるように思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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