1日3L×7日=21L(一人当たり)を目安に飲料水の備蓄しています。
また飲用以外の体の清潔を保つ等の用途は水を使わず代替品を用意しました。
そして給水をもらうときの準備としてのバッグやタンク。
最後の手段でほぼお守りとして携帯浄水器を。
こうした災害時の水関係の備え、我が家の一例をご紹介します。
なお、なぜ7日分を目安に備蓄しているかも、後述しますので、ご興味があればご覧ください。
用意しているものまとめ
カムイワッカ麗水 15年保存水
決め手は、調べた範囲では最長保存年数の15年。
加えて、2008年の洞爺湖サミットで、G8トップに提供されたお水ということも、私の中で箔がすごい。
1日3L×人数×日数 で必要分を購入しました。
二人ですと、42lです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ポリタンク ボルディー ウォータータンク
5L、10L、20Lサイズ展開。
がばっと大きく開いて水がいれやすい。
コックがついていて、蛇口のように水が出せます。
キャンプで使ってみましたが、なかなか使い勝手が良かったです。
一度に入る量が大きく、また箱状で形が安定するので、給水車等から補給をうけるのもやりやすそう。
ただ、容量が大きいので、満水時は重い。
エバニュー ウォーターキャリー/ウォーターバッグ
ソフトタイプの水の容器。
サイズ展開がいくつかあります。
ウォーターキャリーはシンプルな袋。
ウォーターバッグは、がばっと大きく開く入り口付き。
我が家は2Lのキャリーと、3Lのバッグをそれぞれ使っています。
蛇口から入れたりするのに便利なキャリー。
川の水等を入れ、下記の浄水器と接続したりする用途で便利なバッグ。
おそらく、給水車等から援助を受ける時に入れやすいのはバッグの方。
バッグはがばっと開く分、乾燥もさせやすいです。
棒にキッチンペーパーをつけたものをバッグに突っ込んでおくと、いつの間にか乾いています。
どちらも、使わないときはくるくると丸めてコンパクトにしまえるのが強み。
↑こちらが、ウォーターキャリー。
よりコンパクトでシンプルなもの。
↓こちらが、ウォーターバッグ。
大きくガバッと広がるところが好き。
ソーヤーミニ 携帯浄水器
ほぼお守りです。
飲み水は飲みきり、支援も期待できない。
そんな時に、最後の手段で、野生のお水を捕獲してフィルターにかけて飲む(自己責任)。
ペットボトルの口にはまるようになっています。
他、付属のストローやパウチ等、いろんな方法で浄水できます。
フィルター掃除は、付属の注射器をセットし、普段使うのとは逆の方向に水を押し出してやるだけ。
フィルターの寿命は、38万リットル。
1日3L浄水しても、約347年間使える計算です。
濁った水の中にある砂等はもちろん、大腸菌やサルモネラ菌等の細菌、エキノコックス等寄生虫なども、ガードしてくれるそうです。
ただ、水に溶けた重金属、放射性物質、細菌よりも更に小さいウイルス等は素通りしてしまうそうです。
明らかにやばい水に使うのは、やばいと思います(語彙力)。
登山中の生水等を濾過して飲む、という用途にはピッタリかもしれませんが、何が混ざってるかわからない街中の野生のお水には、なかなか使うのに勇気が要ります。
ただ、飲み水が無くなったら詰んでしまうので、そういった意味で、最後のお守りです。
ペットボトルの口と接続が出来ます。
なお、上記のエバニューウォーターキャリー/バッグにも接続可能です。
ウォーターバッグを改造して、吊るせるようにすることで、自動浄水システムを構築してキャンプをする先達がいました。
介護用の「歯磨き」「頭拭き」「体拭き」「お尻拭き」
水は重くて嵩張ります。
飲料水を用意するだけでも、結構場所を取ります。
歯磨きや身体の清潔など、そういったものにまでお水を備蓄するゆとりは我が家にありません。
そこで、水そのものを用意するのではなく、機能代替を考えました。
そうしてドラッグストアをめぐると、介護用品コーナーに、私の理想に近いものがありました。
介護用なのでお肌にもやさしい(たぶん)、介護者が使いやすい工夫(たぶん)。
↓詳細は、以下記事をご覧ください。
非常用トイレ
在宅避難用 コクヨ 防災 袋式トイレ 100回分(10年保存)
便器にかぶせて使う携帯トイレです。
におい漏れ等の比較をしているサイト様で、高順位だったことと、単価が割と安いことと、量の割に省スペースなことが決め手です。
いくつかは非常持ち出し袋につめ、他は箱ごと保存しています。
携帯用
手のひらサイズで防臭袋、凝固剤など、1回必要分が入っている「ポイレ」の携帯版。
↓ポイレの紹介記事
すでに在宅避難用はコクヨの商品を購入したので保留していますが、ポイレにも在宅用の大入版があります。
なぜ7日分なのか
Tenki.jp様によると、
災害発生から3日を過ぎると生存率が著しく下がってしまうため、災害発生から3日間は人命救助が最優先になります。道路の復旧や避難所への物資輸送はその後になるので、まずこの3日間を自力で乗り越えられるよう準備しましょう。
tenki.jp 知る災害より引用
災害3日間は、物資の援助よりも人命救助最優先となるため、自力で生き抜く準備が必要と言うことでした。
そしてさらに、Yahoo!防災速報の防災手帳を読むと、
過去の経験によれば、災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。
また、災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。
Yahoo! 天気・災害 防災手帳より
これら理由から、備蓄は最低3日、できれば7日、と言われているのだと思われます。
また、過去の災害から、ライフラインの復旧は、
とのことです。
物流の再開や支援物資等の力を借りることも大切ですが、せめて電気が復活する6日間くらいは、自前で電力確保したり、加熱不要の調理、携帯ガスコンロの準備などをして置きたいと感じます。
特に、水分が無くなると詰むので、水の備蓄や、支援を受けた時に水を保存する容器の確保は重要かと考えます。
終わりに
生命活動に必須で、かつ圧縮などしづらい飲料水。
蛇口をひねれば清潔な飲み水が手に入る環境のありがたさを、改めて感じます。
そうしたありがたい環境が災害により使えなくなった際、最低限の備えをしたいと感じました。
あくまで我が家の一例ですが、お水と防災に関する我が家の備えでした。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
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