こんにちは。
以前、今年は富士登山を行うことを決めた記事を書きました。
決めてからの準備を、自分への記録として残したいと思います。
また、もし同じく、私のように全くの初心者が今から富士登山を準備する時の、何かの参考になればと思って記録に残したいと思います。
なお、登頂失敗した場合は、「こうすると失敗する人もいるんだな」という参考にしてもらえるとありがたいです。
備忘録の当面のつくりについて
- 準備は、「道具」「体力」「情報」など複数。
- カテゴリーで分けるのではなく、時系列で記録に残す(2022年3月第1週がスタート)
- 記録に残す周期は、不定期。
- 記事タイトルに、重点を置いたカテゴリーをメモがわりに残す(【体力】〜〜など)
↓富士登山決意記事↓
【道具】靴を買いました。
夫婦で、mont-bell様の「マウンテンクルーザー200」を購入しました。


お店に行く前の情報収集
- 登山靴性能は、大雑把に「衝撃吸収」「足裏保護」「砂侵入対策」「捻挫対策」「悪路でのバランス」などで値段と性能が分かれる
- だいたい、高価なやつ→重量アップの代わりに、上記性能、特に「悪路バランス」が向上する。(つま先しか足場がないようなところでも、バランスが崩しにくいような性能)
- 富士山は、標高こそ高いが、ナメ過ぎなければ難易度は比較的低い。
- 例えば、無造作に張り出した木の根や鎖付きの難所はなく、ほぼ砂利
- だから、高性能高価格登山靴にあるような悪路バランス機能は除外していい。
- 人気の山だけどとにかく標高高い。できれば弾丸日帰りは避けて、山小屋使って2日間に体力分散。
店員さんに聞いてみました
富士登山決意記事にあるよう、上記素人情報収集をもとに、実際に店員さんに相談してみました。
靴候補の選定(使用条件等から相談)

一番安い富士山をくれ。
(こんな条件で靴を探しています。
・今年富士山初挑戦
・日頃は低山トレッキングやキャンプ
・できれば一足で使いまわしたい)

そんな装備で大丈夫か?
(そういう条件でしたら、マウンテンクルーザー200あたりはいかがでしょうか。
・割と履き心地が柔らかめで軽く、スニーカーに近い履き心地
・試しに履いてみて、柔らかすぎると感じるならば、マウンテンクルーザー400もアリ
・が、400だと、初めての靴としては硬くて重すぎると感じて、かえってしんどいかも
・富士登山なら、200もしくは400あたりをおすすめですが、その条件なら200をまず試し履きしてみてください。)
※発言は、意味が変わらない範囲でブログ主改変あり。
ちなみに、店員さんは、1シーズンで複数回富士登山をする等、登山趣味とのことです。
昨シーズンは運悪く、全登頂で悪天候で何も景色が見えなかった、と嘆いてました。
サイズ合わせと履き方(最初は実店舗推奨)
mont-bellの実店舗に行くと、実際にサイズを測ってくれたり、履き方のアドバイス等をしてもらえます。
- 実測した足のサイズ+1cmの靴が目安
- 登山用の厚手の靴下を履く(お店で借りられます)
- 紐を全部緩める
- かかとをトントンと合わせる
- 靴紐は、足首の角度が90度になる位置で、締めていく(段差等を利用する)
mont-bell靴のお手入れについて
基本的な点検
財源も乏しく、最低限の管理方法を、ということで教えてもらいました。
理想では、専用のブラシなどを使うといいそうですが、とにかく初富士山で他のものを揃えるのもちょっと負担というわがままな私向けに頂戴したアドバイスは以下のとおりです。
- 靴の裏に入ってる小石などを除去
- 中敷を干す
- 乾いた布などで表面をふいてあげる。
もし、乾拭きでも気になる汚れがあれば、濡れ拭きなどしてあげたらいいそうです。
丸洗いしてがつがつ洗いすぎると、かえって撥水加工等がダメージを受ける可能性があるそうです。
撥水加工が落ちたら
撥水加工が効いている状態は、水があたってもちゅるーんという感じに弾いてくれるそうです。
それが、べちゃーっとなってきたら、撥水加工が落ちた目安だそうです。

撥水加工が効いているうちは、がっつり洗うとかえって良くないそうですが、
加工が落ちたら再加工してあげる必要があります。
加工が落ちたら気が済むまで洗ってOK。
再加工する前に、しっかり洗ってあげましょう。
- まずはとにかくしっかり洗う(汚れが残ると加工がうまくいきません)
- 熱処理不要の吹き付けるだけでオーケーの撥水剤→そのまま満遍なく吹きつけたら完了
- 熱処理必要な、スプレーや漬け込みタイプの撥水剤→漬け込んで、その後ドライヤーや靴乾燥機等で熱を与える
熱処理が必要なタイプの撥水剤は、仕上げに熱風をあててやることで、撥水能力が発揮されるようです。

・お手軽な熱処理不要なものは、お手軽な分効果が切れやすい
・熱処理の手間が必要なタイプは、手間の分効果が長持ちしやすい
といった、それぞれ一長一短あるようです。
我が家は既に、ダウン寝袋の洗浄後の撥水剤として、漬け込み熱処理タイプのものを持っていたので、それを流用することにしました。
靴だと、スプレータイプの方が使いやすい気がしますが、その辺は実際にやりながら考えようと思います。
↓熱処理必要の漬け込みタイプ。一手間必要ですが、丸ごと漬け込むので満遍なく撥水処理しやすい。こちらは、ゴアテックス素材などにも使えるようです。
↓靴だと、スプレータイプの方が使いやすいかも?持ってませんが、同じメーカーのものはこれ
初心者観点では実店舗で買うのがいい、かも?
ネットショップ等とても便利ですが、合わない靴を履いてしまうと、登山中に悲しみを背負うことになります。
実店舗でアウトドアに詳しい店員さんに相談しながら選ぶことで、商品選択だけでなく、足のサイズの測定、履き方、など、手取り足取り教えてくださいます。

当記事から脱線しますが、
バイクのヘルメットフィッティング、
マラソン用の靴選び、
等、
安全に関わりつつ、かつ個人差が大きいところは、最低限初回は、
プロに相談することがいいと考えます。
一度選び方のコツや、自分の身体や重心バランス等がわかったらメモを取っておいて、
以降の道具選びは適宜ネットと実店舗を組み合わせます。
また、上記情報は全て、店員さんが丁寧に教えてくださいました。
(私の性格上、行く前にググって自分である程度調べてアタリをつけておいて、一旦その知識を脇に置いて、聞きたいことをまとめて、店員さんに素直に相談する方法をとりました)

実店舗で相談して、そこでは買わずに安いネットで買う、という方法も、あることにはあります…が。
個人個人の考え方や予算など、ご事情があると思いますので、この方法について肯定も否定もしません。
ただmont-bell様は、割安で提供する分、ネットも実店舗も値段差がないので、だったら実物が見られてプロの話も聞ける実店舗がおすすめかな、と個人的には感じています。
所感
これまで、富士山の準備記事は、体力づくりばかりでした。
前回振り返りで、道具を全然選んでなかったことに気づきました。
ようやく、当シリーズ初回記事で探した情報を、実際に店員さんと相談しながら検討することができました。

さあいい靴も買えましたので、引き続き自分の体力づくりを無理せず、かつ継続していきたいと思います。
↓関連記事。富士登山準備シリーズ
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↓初回の記事〜本日までの記事
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
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