内水氾濫ハザードマップで災害リスク発見。避難する基準を決めて住む

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水害と我が家 日々の色々

転勤先を重ねるハザードマップで調べると、最大5mの内水氾濫・洪水の水害リスクがわかりました。

できれば災害リスクがハザードマップに無い場所を生活圏にしたいのですが、そうもいかない事情がある方もいらっしゃると思います。

私の場合、職場、病院、学校、買い物、駅等が全て徒歩数分圏内の便利な家にどうしても住みたい。

しかし、最大5mの内水氾濫リスクがある。

地域の広範囲が当該リスク地域であったため、最寄りの対応避難所が車で20分。

その避難所付近に住めば災害リスクはグッと下がりますが、日頃の生活が不便になります。

利便性と、防災の折り合いをどうつけるか。

私の場合、最大5mの氾濫は許容することにしました。

ただ、「想定最大の災害がこないように神様に祈る」だけでは心許ないです。

そこで、以下の方針を家族で決めました。

内水氾濫・洪水の災害リスクと利便性の折り合い〜我が家編〜
  1. 自治体の出す警戒レベル3「高齢者等避難」時点で避難する
  2. できれば3階、少なくとも2階以上に住む
  3. 家財は火災保険で対応する

あくまで、防災の専門家でもなんでもないただの人である私が、私のために、家族と共に相談して決めた結論です。

考え方を共有させていただくとともに、何か参考になりましたら幸いです。

重ねるハザードマップが便利

国土地理院が提供している、地図から災害リスクを調べるサイトです。

特徴としては、

私の思うハザードマップの便利なところ
  1. 全ての災害リスクが1発で見える
  2. 【リスク検索】ボタンで想定災害リスク解説

重ねるハザードマップ」と検索してみてください。

すべての災害リスクが1発で見える

各自治体が公表しているハザードマップは、「災害の種類ごと」にマップが作られています。

例えば、水害ハザードマップなど。

重ねるハザードマップを見つけるまで私は、自治体のホームページから、すべての地図をダウンロードして、1個1個調べていました。

各ハザードマップを重ねて同時に表示できる。

そんな夢のようなサイトが、重ねるハザードマップです。

【リスク検索】ボタンで想定災害リスク解説

また、ど素人の私は、こんな疑問が湧きました。

ながてぃ
ながてぃ

重ねるハザードマップで、自宅付近に色がついた。

色がついたということは、なんらかの災害リスクがある。

でも、具体的にどんなリスクがあるのよ。

これを解説してくれるのが、【リスク検索】ボタンです。

地図の右上くらいにある、こんなボタンです。↓

「重ねるハザードマップ」リスク検索ボタン

ここを押してから、解説して欲しいエリアをクリックすると、その地域の災害リスクを解説してくれます。

例えば、3mの浸水リスクがある地域の例で言うと…

「重ねるハザードマップ」の災害リスク解説例

こんな感じで、リスク解説をしてくれます。

浸水レベルと建物の階数目安

水害ハザードマップ作成の手引き(平成28年4月)に基づいて浸水ランクの配色を行っています。浸水深等の閾値は、一般的な家屋の2階が水没する5m、2階床下に相当する3m、1階床高に相当する0.5mに加え、これを上回る浸水深・津波基準水位を表現するため、10m、20mを用いています。

国土交通省「浸水ナビ」のよくある質問7番目への回答より引用
浸水レベルと建物の階目安
  • 0.5m:1階の床が浸水する
  • 3m:1階が沈んで2階の床下あたりまで浸水する
  • 5m:2階が沈む

こういうことらしいです。

警戒レベルについて

国土交通省「気象庁」のホームページ該当ページを読んだ上での私フィルターを通した理解としては

警戒レベル〜ながてぃフィルター〜
  • レベル1:大雨とか、災害発生するかも
  • レベル2:注意報。まだ焦らず避難などの確認しとこう
  • レベル3:避難に手間取る人(高齢者、障害者、乳幼児など)は逃げ始めて
  • レベル4:避難所開設してるから、なるべく逃げて
  • レベル5:もう動くと逆に危ないからその場で身を守って

こんな理解です。

逃げるなら3~4。

5になるともう動くと逆に危ないので、たとえば自宅の中で一番高いところに垂直避難するなど、その場で命を守る行動を全力でとることが推奨されるようです。

避難所選び〜Yahoo!防災速報に登録〜

災害が発生したその瞬間、私は冷静になれません。

「こうなったら」「こうする」

と決めておいて、とにかくその通り愚直に動くことがせいぜいでしょう。

そうすると、事前準備が大切に思います。

Yahoo!防災速報アプリは、設定した各災害の状況に応じた通知設定、避難場所の登録、他、防災の知識などなどがたくさん詰め込まれております。

関連過去記事は以下です。

↓避難場所の登録方法について

↓他、ハザードマップやYahoo!防災速報の使い方について

我が家の方針再掲

内水氾濫・洪水の災害リスクと利便性の折り合い〜我が家編〜
  1. 自治体の出す警戒レベル3「高齢者等避難」時点で避難する
  2. できれば3階、少なくとも2階以上に住む
  3. 家財は火災保険で対応する

転居先は、最大5mの浸水リスクがあります。

ただし私は、日頃の生活(出勤、買い物、病院、学校、駅など)の利便性を優先しました。

が、リスクを放置して神様に祈るだけでは心許ないと感じました。

そこで、高齢者や障害者、乳幼児などのいらっしゃる、避難に時間がかかる「レベル3」時点で避難することとしました。

また、5mは建物でいうと2階が沈むのが目安です。

日頃、せめて2階以上に住むことで、不意打ちに備えます。

そして、実際に被害に遭った場合は、家財は一旦諦めて命を最優先します。

被害にあった家財は、火災保険で対応します。

そして、賃貸という強みを活かし、引っ越します。

こういう方法でリスクを許容することとしました。

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ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになりましたら幸いです。

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