こんにちは。
本日、2021年度ながてぃ家家計の実績報告と、2022年度予算案の承認が、妻から得られました。
前年度、日々の消費、貯金、投資含め、予算消化率98%で実行できました。
今期からはさらに前年度を微修正した案をもとに、妻の承認を受けた内容で1年間やっていこうと思います。
さて承認記念に、私の家計管理の変遷を振り返ってみたいと思います。
家計管理や節約を意識する前、私は月末にきっちり財布が空になっていました。
今は、夫婦二人分の、2年分の生活防衛資金を確保と、夫婦の各種自己研鑽のための費用、慶弔・贈答、他急な出費への備え、ちょっとした投資、といったことが我が家なりにできるようになってきました。
ちょっと振り返ってみようと思ったところ、いくつか「期」に分けられそうでしたので、不定期に何回かに分けて記事にしたいと思います(未定)。
あくまで私の例ですが、家計管理について、何かの参考になりましたら幸いです。
本日は、月末に一切お金が残っていなかった時期から、現在(上述)に至るまでの概要をざっくり振り返りたいと思います。
未定ですが、詳細記事を作るたびに、リンクを追加していきたいと思います。
ながてぃ家計管理変遷
- 第一期 宵越しの金を持たねえ期
- 第二期 視覚化と面倒臭い化①封筒で項目別予算管理期
- 第三期 家計簿アプリ導入期
- 第四期 面倒臭い化②お金の使うまでのマイルール設定
- 第五期 固定費見直し
- 第六期 自作家計簿期「年間積立」と「長期積立」〜Microsoft エクセルと数式〜
- 第七期 自作家計簿を家族で共有期〜Google スプレッドシートとフォーム〜
- 第八期(いまここ)面倒臭い化解除期
第一期 宵越しの金を持たねえ期
手元にあればあるだけ使う。何にいくら使ったかわからない。
気づいたらお財布が軽い。
不思議で不思議で仕方ありませんでした。
第二期 視覚化と面倒臭い化①封筒で項目別予算管理期
どこに何が使われているのか、整理してみることにしました。
食費や交際費など、毎月のお金から、だいたいこんなもんだろうと割り振り、項目ごとに封筒をわけ、そこに現金を入れました。
使った際は、レシートもその封筒にしまっていきました。
また、貯金したい金額も、「貯金」と書いた封筒に、月初に入れることにしました。

気兼ねなく使っていった第一期と比べると、何にいくら使っているのか見え始めました。
そして、これは明らかに無駄な出費だったとか、封筒の中のお金を減らしたくない、そういう意識が少しずつ芽生えていきました。
第三期 家計簿アプリ導入期
この頃から、だいたい自分が使う平均的な各項目の金額がわかってきました。
無料で家計簿アプリがたくさんあることに気づいたので、封筒ではなく、アプリで管理してみることにしました。

封筒よりちょっと管理がやりやすくなったのと、
使った分アプリに金額を記入しないといけない=使うのがもったいない、
そして入力が面倒臭い、
という意識が強くなってきました。
第四期 面倒臭い化②お金の使うマイルール設定
このあたりで、精神的に「使いたくない」意識を強くすることと、
使う時に「面倒臭い」仕組みにすることで、
私は節約につながるということに気づきました。
両者を両立しつつ、また、ただケチケチするのではなく、自分にとって本当に必要なものを、大切に使えるようになったマイルールについては、過去記事をご覧ください。
↓当該記事↓
第五期 固定費見直し
このあたりで、当たり前に毎月支払っていた固定費を省みました。
毎月出ていくお金だから、ここを減らせたら、家計が楽になるのではないか、という発想が起きました。
- 家賃:「収入と家賃の割合」と「ストレスない範囲での縮小」
- 通信費:ホントにこんなに使う?意外と使わないから格安SIM導入
- 医療保険:高額療養制度と公的保険と貯金で対応→民間保険は全解約
- バイク保険:一括査定で、必要な補償範囲で最安を
- 火災保険:賃貸契約時に言われるまま入っていた保険を解約してより手厚く安い保険に
- 学会費等:あまり参加していないところは思い切って退会。

ここがかなり効果てきめんでした。
お金のマイルール設定以降から少しずつ貯金ができるようになりましたが、
固定費見直しによって、一気に家計が楽になりました。
またいずれ、個別記事を作りたいと思います。
↓「4」バイク保険見直し
第六期 自作家計簿期「年間積立」と「長期積立」〜Microsoft エクセルと数式〜
家計簿アプリは便利ですが、どうしても不満がありました。
年間積立

1年のうちに、1、2回どーんと使う予定の出費(慶弔やお祝い、旅行代、プレゼント代、学会費などなど)を、別のお財布で管理したい。
毎月の家計簿に反映すると、そういった出費があった月に予算オーバーになるのが見た目に不細工だし、なんだか管理がしづらいのです。
そうした、1年間のうち、1回等、特定のタイミングでおおよそ決まった額のまとまった出費を、「年間積立」と項目だて、別計算することにしました。
長期積立

年間積立の拡張版です。
数年、10数年等、年を跨いでまとまった出費がある際のお金も、普段とは別計算で管理したくなりました。
例えば、数年に1回買い換える家電、スマホ、PC、バイクの買い替え、(将来実家を継ぐことになった場合の修繕費積み立て)など。
Microsoft エクセルで自作家計簿
どうしても、そうした別枠の管理が、既存の家計簿アプリでうまくいかなかったので、エクセルで自作することにしました。
表計算ソフトはとても賢いので、やりたいことが大体数式でできます。

「やりたいこと 数式 エクセル」のようにググって、試行錯誤しながら、満足いく自作家計簿を作っていきました。
年々、その年での不満点や改善案をメモに残しておき、年度末になるとその改善案を反映した形式で修正を繰り返しました。
今は、後述のGoogleスプレッドシートに移行しましたが、この過程はとても楽しかったです。
いかに必要な数字を入力すれば、必要なところに必要な計算をし、自分なりに見やすいデータとして吐き出してくれるか、試行錯誤が、仕事の効率化の考え方にもつながったように思います。
また別記事で詳細を書ければと思いますが、エクセルで自作することで、
- 日々の支出の記録・管理
- 毎月ではないけれど一定期間毎にある支出を「年間積立」「長期積立」で別計算
- 年度末に、反省点を踏まえて翌年度家計案として反映
こういったことができるようになりました。
年間積立、長期積立は、単純に、使うまでの期間分で月割した積立額を、その月の支出扱いとして計算しました。
実際に支払いが発生した月に、「(年間or長期 )積立から支出」といった項目を、家計簿とは別シートに集計して、収支の整理をしていきました。
第七期 自作家計簿を家族で共有期〜Google スプレッドシートとフォーム〜
この期くらいで、妻と入籍しました。
そうすると、私個人だけでなく、妻とも家計を共有する必要があります。
家計管理を私に一任してもらえたので、妻にも使いやすいアプリ感覚で、共有できる家計簿づくりを行いました。

googleスプレッドシートは、指定した相手とシェアして、同時編集可能です。
さらに、アンケート機能であるGoogleフォームと連動させて、フォームに金額や項目を入力したら、自作家計簿に自動反映されるようにしました。
これも、需要があるかどうか不明ですが、いずれ個別詳細記事を作りたいと思います。
第八期(いまここ)面倒臭い化解除期
だんだん、「浪費対策として、あえて面倒臭い仕組みにする」必要がなくなってきました。
なぜならば、無理ない節約での出費が習慣になり、あえて面倒臭い仕組みにしなくても無駄遣いがなくなってきたからです。
といっても、エクセルやスプレッドシート・フォームとの連携をしはじめてから、効率化が進み、だいぶ面倒臭い化が解除されてきています。
今は、数式や表、項目等の微調整で、より楽に管理できるように調整しています。
もちろん、第四期での「マイルール」は、自分にとってお金や物との付き合い方としてとても大切なものになりましたので、心の中で継続しています。
おわりに
私は、最初は全く意識していなかったお金の浪費をし続けておりました。
お金に対しても、対価として得られた物や価値に対しても、そして何より自分自身に対して、失礼な行為をしていたと感じています。
「考え方」「管理の仕組みづくり」の2点を常に試行錯誤することにより、
浪費も減り、自分にとって大切なお金の使い方ができ、自分の大切にすることもはっきりしはじめ、自分の人生を自分として生きている感覚が日々、増してきています。
今回は、大まかな自分自身の振り返り記事でした。
今後、適宜、個別の記事として不定期に追加していきたいと考えています。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
↓改めて第四期 お金の使い方マイルールに関する記事↓
コメント